今回のヴィジュアルについて

こんにちは。今回のフライヤーなどのヴィジュアルで使用している、ブロック玩具で組み立てたようなトランペット君は気に入っていただいてますでしょうか？
今日はホンの少し専門的ですが、作成裏話を。
ぱっと見、3Dソフトを使って描いているようにも見えますが、これ、アドビシステムズのIllustratorというドローソフトで作成しています。しかも、古いバージョンのタイプでも充分に作成できる程度の処理しかしていません。
とはいえ、辻褄を合わせるため、正方形を使って一旦、正面と側面の設計図を描きます。これはあくまでメモ用です。実際にはデータとして使用しません。しかしこれがないと、数えるのがかなり大変です。

その後、ブロックを作成します。正方形を変形して30度傾いている菱形を作り、120度ずつ回転させて立方体状の図形を作成し、楕円を組み合わせてブロックを完成させます。グラデーションツールで陰影をつけるとさらにリアリティが増します。ここでは４色のバリエーションを作成しました。

そしてあとは最初の図面を参考にしながら組み合わせていきます。いわゆる等角投影図法ですので、あとは本当に単純に組み合わせるだけです。

最後に顔を描き、30度のシアー処理で変形させ、ベルの部分に置いて完成。
ここは音楽のブログなので、これ以上細かいことは書きませんが、質問があれば何なりと〜。
このヴィジュアル、当日も大活躍しますよ！